令和3年度日本教職大学院協会研究大会を開催しました
日本教職大学院協会(会長:加治佐哲也兵庫教育大学長)は、愛媛大学を大会校として、12月11日(土)・12日(日)に、日本教職大学院協会研究大会をオンラインで開催した。
11日(土)は、愛媛大学の開会宣言、加治佐哲也会長及び愛媛大学佐野栄副学長の挨拶により開会した。
次に、国立教育政策研究所の白水始初等中等教育研究部副部長、聖心女子大学の益川弘如教授、愛媛大学の大西義浩教授をパネリストとして「パネルディスカッションⅠ」(テーマ:Society.5.0 時代に対応した教員養成-教職大学院の使命と役割-)を開催した。引き続き、教職員支援機構の荒瀬克己理事長、加治佐哲也会長をパネリストとして「パネルディスカッションⅡ」(テーマ:「令和の日本型学校教育」を担う教師の養成・採用・研修等の在り方について)を開催し、両ディスカッションとも活発な意見交換が行われた。
12日(日)は、「実践研究成果発表」を開催し、16の教職大学院・専門委員会が、各教職大学院における実践的な教育・研究の成果発表や委員会の活動状況の報告を行い、質疑応答が活発に行われた。
また、「ポスターセッション」では、各教職大学院から優れた学修成果をあげている教職大学院学生や修了生が作成した発表資料等を、本協会ウェブサイト上で参加者へ公開し、12月3日(金)から13日(月)まで参加者からの質問を受け付けた。(質問に対する回答は、12月中旬~1月4日(火)まで掲載の予定。)
今回は、初めて会員校(愛媛大学)の運営により開催された。当初は対面・オンラインのハイブリッド形式で行う予定であったところ、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮して、オンラインのみの開催となったが、当日は、教職大学院関係者、教育委員会関係者、学校関係者などの参加があり、活発な意見交換が行われた。