平成28年度日本教職大学院協会総会を開催しました
平成28年度日本教職大学院協会総会が,5月20日(金)に一橋大学一橋講堂(東京都千代田区)において開催された。総会には現会員27大学に加え,平成28年度に教職大学院を開設した18大学を新たに会員として迎え,国立大学39大学,私立大学6大学で構成する合計45大学の教職大学院の代表者をはじめ約150人が出席した。
当日は,福田光完会長(兵庫教育大学長)の挨拶に続き,来賓の日本教育大学協会会長代理の國分 充同協会評議員(東京学芸大学理事・副学長),昨年に日本教職大学院協会と連携協力に関する協定を締結した独立行政法人教員研修センターの髙岡信也理事長,さらに全国私立大学教職課程研究連絡協議会の森山賢一会長代行(玉川大学大学院教授)から挨拶が行われた。
総会では,理事の選任,新規会員校の入会,平成28年度事業計画及び予算計画等に係る審議を行い,その後,一般財団法人教員養成評価機構中村信一事務局長から,教職大学院の認証評価の実施方法等について説明が行われた。
総会の議事終了後は,義本博司文部科学省大臣官房審議官(高等教育局担当)から,「これからの教職大学院への期待」を演題として,学校・教員を取り巻く状況や,教育改革の最近の動向を踏まえた講演が行われ,参加者は熱心に聞き入った。
総会終了後には情報交換会が開催され,義本博司大臣官房審議官,高等教育局大学振興課から柳澤好治教員養成企画室長,福島哉史室長補佐,初等中等教育局教職員課からは茂里 毅課長,山下恭徳教員免許企画室長,佐瀬宜次課長補佐,伊野哲也室長補佐をはじめとする文部科学省関係者の多数参加のもと,終始和やかにかつ活発な交流が行われた。
開会挨拶を行う福田光完会長
講演される義本博司大臣官房審議官
会場の様子