平成25年度日本教職大学院協会シンポジウムを開催しました

 日本教職大学院協会(会長:加治佐哲也兵庫教育大学長)は,12月8日(日)「教職大学院の更なる発展・拡充と質の向上」をテーマに平成25年度シンポジウムを学術総合センター(東京都千代田区)において開催した。

 今年のシンポジウムは,昨年8月に出された中教審答申や文部科学省の協力者会議における報告内容を踏まえ,教職大学院の更なる発展・拡充とともに質の向上について議論することを目的に開催し,文部科学省,教職大学院関係者,教育委員会関係者,学校関係者など約320名が参加した。

 当日は,加治佐哲也会長の挨拶及び村松泰子日本教育大学協会長,高野敬三東京都教育庁教育監(比留間全国都道府県教育長協議会会長代理)による来賓挨拶の後,布村幸彦文部科学省高等教育局長による基調講演「教員養成の改革と充実等について」が行われ,さらに栢森麻代大学振興課教員養成企画室専門官から教職大学院に関する情報提供が行われた。

 午後からは,村山紀昭氏(協力者会議主査・前北海道教育大学長),高乗秀明氏(京都教育大学大学院連合教職実践研究科長),長野正氏(玉川大学大学院教育学研究科長),岸田正幸氏(和歌山県教育委員会学校教育局長)の4氏をパネリストに迎え,「教職大学院の更なる発展・拡充と質の向上」をテーマにパネルディスカッションが行われた。

 さらに,松木健一授業改善・FD検討委員会座長から委員会報告が行われ,続いて福田光完兵庫教育大学副学長から先導的大学改革推進委託事業の取組説明が行われた。

 また,特別会議室において,教職大学院院生や修了生による「教職大学院における学修の成果」に関するポスターセッションが行われ,多くの参観者のもと発表者との間で活発な質疑を行う様子が見られた。

 シンポジウム終了後には,会場を同センターの食堂に移して情報交換会を開催し,高口努教職員課長,佐藤弘毅大学振興課教員養成企画室長ほか文部科学省関係者が参加される中,終始和やかな雰囲気の中で活発な交流が行われ,今後の協会活動の発展に期待を寄せつつ閉会した。

開会で挨拶を行う加冶佐哲也会長

基調講演をされる布村幸彦高等教育局長①

基調講演をされる布村幸彦高等教育局長②

パネルディスカッション(コーディネーターは加冶佐会長(左))

村山紀昭氏(協力者会議主査・前北海道教育大学長)

高乗秀明氏(京都教育大学大学院連合教職実践研究科長)

長野 正氏(玉川大学大学院教育学研究科長)

岸田正幸氏(和歌山県教育委員会学校教育局長)

ポスターセッションの様子

ポスターセッションの様子

情報交換会で挨拶を行う高口努文部科学省教職員課長

情報交換会開会の様子(左から,佐藤教員養成企画室長,高口教職員課長,加治佐会長,村松教大協会長,大久保北海道教育大学教職大学院長)

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